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板読みや歩み値の注意点/効果的な練習法/最近の傾向について

By サンチャゴ | 更新日

歩み値や板読みを熱心に勉強中の方からメールをいただくことがあります。

中には、歩み値や板情報を動きを記録するツールを作れるほどITスキルの高い方からのご質問や、機関投資家の方からご質問をいただくこともあります。

板読みや歩み値の読解は難しいので、やはりみなさん苦労されています。

大抵の場合、歩み値や板読みができるようになるには、数か月~年単位で毎日何時間も相場を観続ける必要があると思います。相場は毎日違うことが起きるので、なかなか一筋縄ではいかないからです。

もし2、3週間ちょっと見ただけで、できない!
と言っているなら、全くの練習不足だと言うしかありません。

この記事では、板読みや歩み値読解の効果的な練習法や注意点、そして最近の傾向についてお話しします。

目次

  • 1 板読みや歩み値に取り組むときの注意点
  • 2 歩み値や板読みの効果的な練習方法
  • 3 最近の傾向として稼げている方法

板読みや歩み値に取り組むときの注意点

ITスキルの高い方は、歩み値や板読みをシステムで攻略しようとなさるかもしれません。

しかし、その試みの多くは上手くいかないかもしれません。
なぜなら、板読みや歩み値の読解は、アートの部分がとても多いからです。

私は一行一行の歩み値をミクロに分析して
トレードしているのではありません。

ブログや電子書籍にも書いておりますが
まず、何日も同じ銘柄を追いかけ続けて雰囲気を感じ取っていて
当日も寄りの瞬間から歩み値を観察し続け、変化を読み取ります。

普段との差、1時間前との差、5分前との差を感じ取っているようなかんじです。

数学的にどうだということではなく、ただ感じ取っているのです。

その上で今の歩み値のスピードやサイズなどの要素を判断して
エントリーの判断ツールとして使っています。

また、チャートを読むことからくる相場観も重要です。
結局のところ、エントリーを狙う位置が完全に間違っていたら
エントリーシグナルとして板や歩み値が読めてもダメだというのはあります。

歩み値や板読みの効果的な練習方法

歩み値や板読みの効果的な練習方法が知りたいという方も多いのではないでしょうか。私がやっていたことをご紹介しましょう。

私の場合は、チャートと歩み値、板を並べた画面
をビデオに撮って毎日遅くまで繰り返し見ていました。

それほど長期間にわたってずっとやり続けたわけではありませんが
気になることがあれば今でもやります。

チャートが反転した部分で、歩み値&板情報に何が起きていたのか?
というのを見ていました。

ビデオを後から見るのであれば、どこで反転したのか分かっているので
そのポイントで歩み値や板情報に何が起きていたのかを重点的に見ることができるので効果的です。

あとは、どんな組み合わせで何を見てエントリーしたときに
利益になっているのか?負けているのか?

を詳細に記録しました。

攻めのトレード日誌の原型となった考え方で
当時はまだVBAのスキルが無かったので、手動で集計していました。

たとえば、

アイスバーグ注文 だけ

アイスバーグ注文 + 大口の成り行き注文

大口の成り行き注文 + 逆方向への大口の成り行き注文で全否定

などなど、本当にさまざまなことを試して結果を集計し、分析しました。

歩み値や板読みをしていて何かヒラメキがあれば
それがまた起きるのを待ち、結果を確かめるようにしていました。

どんなトレード手法でもそうですが、自分自身で相場を研究し、自分の手法を作り上げることができたり、自分の判断で微調整をし続けることができないと、長期的に相場で生き残ることはできません。

どんな手法であれ、全く同じ手法、全く同じパラメーターの手法が長期間にわたってずっと機能し続けることはないからです。

最近の傾向として稼げている方法

最近、私のなかで一番うまくいっているのは

大口の注文に結果が伴わない場合に
その逆方向に値が走る現象です。

結局、その大口買い注文は何だったんだ?
と思うのですが、大きな注文が吸収されたところを起点として
反転することが結構よくあるのです。
ピタッとそこで止まるのではなく、その価格前後で攻防があった後に反転することも多いです。

この場合も、エントリーする位置は大切です。多くの人に意識されいそうなポイントである必要があります。
チャート読解から得る相場観も重要です。

なんでもそうですが、全ての銘柄でどんな時もうまくいくわけではないです。
アルゴvsアルゴの戦いは壮絶なので
ヘッジファンドは日々違うパラメーターでアルゴを走らせていると思います。
パラメータだけでなく、プログラム自体も入れ替えながら走らせているんだと思います。

ポーカーでもなんでもそうですが
プレーを散らさないとカモにされてしまうでしょうから。

今後、ミクロの世界での戦いはますます壮絶になり
たくさんのHFTが淘汰されていくと思います。

もちろん、変化についていけない
一般のスキャルパーもそうです。

今のうちから大きな時間軸のトレードにも慣れておく必要があるとも感じています。
ここ数年、FXでチャートを使ったスイングトレードに取り組んでいるのはそのためです。

私は今年40になります。
そのうちに、反応時間や集中力という点では若い人には勝てなくなるでしょう。
どこかの時点で、限界を感じたら、今やっているようなスキャルピングは引退するかもしれません。

長い時間軸の読みと相場勘、そして歩み値も含めた出来高分析を融合して、ほんの少しだけ他のトレーダーよりも優位に立てるスイングトレード手法を日々磨いています。

これから株のスキャルピングを始められるのであれば、歩み値や板読みの勉強は「板読みスキャルピングで一生勝つぞ」という考えではなく、相場について学ぶため経験という位置づけで取り組んでみてはどうでしょう。
そしてスイングトレードやポジションを長く持つデイトレードなども視野に入れて研究されるのも一つの方向性だと思います。

少なくとも最初の数か月、真剣に歩み値は板情報を見続けることは、その後のトレード人生で、どんなトレード手法に取り組むにしても、良い経験になると思います。

みなさん、どうか広い視野を持って頑張ってください。
心から応援しています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

このブログはプライスアクションのかなり深い内容をお伝えしていますので、一通り読んでいただければ、相当な力がつきます。

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専業投資家。トレード対象はFXと株。スタイルはややゆったり目のスイングトレード。現在トレードのセミオートマ化に取り組んでいます。相場環境の認識と方向性の決定は人間が行い、エントリーシグナルを待つチャート監視にはシステムにさせるのが理想と考えます。
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