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サンチャゴが株&日経225先物のデイトレードについて分かりやすく解説

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サポートライン・レジスタンスラインの引き方【1】 トラップライン

By サンチャゴ 3 Comments | 更新日

株や日経225先物のデイトレードではサポートライン、レジスタンスラインを引けることが重要となる。

サポートライン、レジスタンスラインとは何だろう?

サポートライン、レジスタンスラインとは、相場が反応するであろうラインのことである。

ラインといっても、そこでピッタリ反応するわけではないので、エリアといった方が適切だろう。

私はそれらのエリアで、少なくとも価格が反応すると考えている。

反応するとは、少なくともそこで一時停止するか、反転するかだ。

株・日経225先物デイトレードのプロセスは

準備する  →   狙う   →   撃つ

といった感じになる。

ラインを引いてそのようなエリアを見つけるのは、そのうちの準備するのフェーズだ。

ラインを引くときに使うテクニックには次のようなものがある。

1.トラップライン
2.フィボナッチライン
3.ピボットナンバー
4.シメントリー

ライン引きのコツは、複数のラインが重なっていたり隣接しているエリアを見つけることだ。

例えば、トラップラインとフィボナッチラインがすこしの間隔をあけて隣接していたら、そこを重要なエリアとみなす。

ただし、上記すべてのテクニックを同等とはみなさない。

私はトラップラインを最も重要視する。

これは重要なことなので覚えておいてほしい。

トラップラインには、実際のお金を賭けて行動したトレーダーの心理が深くかかわっているので、相場がよく反応するのだ。

トラップライン + フィボナッチナンバー や、トラップライン + ピボットナンバー というふうに重複しているエリアは高確率で相場が反応する。

トラップライン

トラップラインとは、多くのトレーダーがトラップにかかり、含み損を抱え始めたポイントに引くラインだ。

最も単純なトラップラインはスイングハイ、スイングローだ。
そこは、一番遅れて順張りでエントリーしたトレーダーがトラップにかかっているポイントだ。

最も重要なトラップラインは、強く速い値動きが出始めたポイントだ。
そこには含み損になり始めたトレーダーや新たにエントリーしたトレーダーがたくさんいるからだ。

直近の値動きが上昇トレンドなら、
まずはスイングハイとスイングローにラインを引き、
次にその上昇トレンドのどこで空売りがトラップにかかっているかを探す。

直近の値動きが下降トレンドなら、
まずは目立つスイングハイとスイングローを見つける。
次にその下降トレンドのどこで買いのトレーダーがトラップにかかっているかを探す。

いつもデイトレで使っている時間足を見て判断すればよいが、私の場合はあまりい小さい時間足よりも5分~30分足ぐらいの少し長めの時間足でトラップラインを引くことが多い。

一番最近のもの、先週末、2013年12月6日(金)の朝に引いたラインを使って解説していこう。

トラップライン解説チャート

12月3日に直近の高値を付けてから前日の12月5日までは下降トレンドになっている。
まずは前日(12月5日)の主要なスイングハイ、スイングローをざっくりと引く。(青ライン)
当日に到達する可能性のある範囲だけ見ておけば十分だ。
ここではあまり深く考えずにスイングローとスイングハイにラインを引けばよい。

次に、直近の値動きが下降トレンドなので、
多くの買いがトラップにかかって含み損を抱え始めたであろうポイントをさがす。
赤ラインがトラップラインだ。

赤丸で囲んだ出来高が増えている部分に注目してほしい。
これらのポイントで大きな出来高を伴って急激に値下がりしたのが分かる。
またこの時のローソク足を見ると速い値動きになっているのが分かる。

こういうポイントでは、
あれよあれよという間に値が下がってしまい、
ロスカットできずに困った状況に追い込まれているトレーダーがいることが想像できる。
逆に、そのポイントで空売りを仕掛けたトレーダーもたくさんいるだろう。

このようなトラップラインに相場が戻ってきたときには多くのトレーダーの感情が渦巻くことになる。

どんな感情か?

自分がその立場になったと思えば分かる。

逃げ遅れていた買いのトレーダーは含み損を抱えている間、こう思っているだろう。

「たのむ、戻ってきてくれ。戻ってきたら同値で撤退してもう二度とバカな真似はしないから…」

そして、奇跡的に戻ってきてくれた時には、

「良かった、戻ってきてくれた。ロスカットしよう。」

彼らのロスカット注文は空売りだ。

このポイントで空売りしてひと儲けしたトレーダーは、

「よし、またよい値段まで戻ってきたぞ。もう一回いってみるか!」

彼らのエントリーは空売りだ。

このようなポイントに相場が戻った時には、そこでリバーサルが起きることが多い。
そこまででなくても、一時停止して多少は逆行することが多いので、少なくともスキャルピンレベルでは十分に逆張りすることができる。

もちろん、逆張りのコツが必要だが、その話は後述することにしよう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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Filed Under: ライン引き方 Tagged With: サポートライン, デイトレード, レジスタンスライン, 引き方, 日経225先物, 株

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専業投資家。トレード対象はFXと株。スタイルはややゆったり目のスイングトレード。現在トレードのセミオートマ化に取り組んでいます。相場環境の認識と方向性の決定は人間が行い、エントリーシグナルを待つチャート監視にはシステムにさせるのが理想と考えます。
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Reader Interactions

Comments

  1. koka says

    at

    いつもありがとうございます。サンチャゴ先生のおかげで、明るい未来を感じつつ順調な再スタートで進んでいますが、
    書籍読み3回目にして、トラップラインの意味が、やっと理解できました。
    実際には、その部分は50回ぐらい読みました。(私にとっては宇宙語がいっぱいです)
    ラインの引き方で疑問が出てきましたのでお尋ねします。
    添付グラフの中でなぜその位置(赤いライン)になるのか不思議です。大陰線のスタート地点でなく、少し下に引かれているのが疑問です。
    その前のローソク足のヒゲの部分ということでしょうか。

    また、歩み値と板を見るようになり、大口がアイスバーグ注文で相当買っているいうところまで成長できています。しかし、上昇するはずが、叩きつけられる下落に出会っています。その時は、必ず10ティック下には、見せ板かと思われる10000株以上の注文があり、それもキャンセルすることなく約定し、さらなる下落。
    空売りだったのでしょうか?
    最近では、これを利用して、下がるのを待っていますが、昨日は、待っていたら、上昇してしまい乗り遅れてしまいました。
    このような難しいのは、手を出さない方がいいと思いつつ、はまっています。
    そこが、トラップポイントということでしょうか。

    以上のような、わかりにくい文章でまことに申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。

    Reply
    • サンチャゴ says

      at

      koka様
      貴重なご質問をありがとうございます。
      トラップラインに関する質問は新たな記事で回答しました。
      http://www.real-trader.net/?p=2570

      大口のアイスバーグに関してですが、
      アイスバーグでいつも反転するとは限りません。
      というか、アイスバーグはいたるところにあるからです。
      ですから、単純にアイスバーグを見たから即エントリーはすべきではありません。

      アイスバーグは確実に大口の注文ですが、ただ単にそこで利食いしているだけかもしれません。

      前後の背景状況を考慮して、大口は何をしようとしているのか?をいつも考えてください。
      そのうえで、ここぞという所でアイスバーグ注文があれば一緒にエントリーするのです。

      アイスバーグ注文が買い側で起きた後、実際にアグレッシブな成り行き買いが出てから買うのも一つの手です。

      また、株は大きな板の方向に進んでいくという性質があります。
      そのあたりは山本伸一氏の教材に詳しく書かれています。

      いずれにしても、背景状況をいつも考慮してください。

      Reply
  2. koka says

    at

    ご丁寧にありがとうございました。
    新たな記事をじっくり拝見いたします。感謝。

    Reply

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