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腰の据わった買いとバイイングクライマックス~出来高を使ったトレード手法

By サンチャゴ Leave a Comment | 更新日

バイイングクライマックス

あまり意識している人は少ないかもしれませんが、相場というのは単純にアキュミレーション(大口の買い集め)とディストリビューション(大口の売り抜け)の繰り返しで回っています。
スキャルピングの時間軸から長期投資の週足の時間軸まで、その商売が連鎖的に繰り返されています。

地球

相場に大きな影響力をもっている大口トレーダーの勢力がいくつかあり、彼らは特別な立場にいます。彼らは、誰が買っていて誰が売っているのかを把握し、どこにストップ注文が溜まっているのかも把握しています。買いと売りの力関係を完全に把握できているのです。

さらに彼らはメディアを使って自分の戦略に都合の良いニュースを流すことや、板情報を支配することができます。
ですから大口は、真実を知らない一般トレーダーに対して圧倒的な優位性を持っています。

ここでは、「腰の据わった買い」「下手な買い」について、アキュミレーション/ディストリビューションとの絡みで解説したいと思います。
さらに、相場が転換するときに起きることについても触れたいと思います。

基本的に大口トレーダーの買いは腰が据わった買いで、負け組の一般投資家の買いは下手な買いです。

目次

  • 1 腰の据わった買い
  • 2 負け組みトレーダー
  • 3 アキュミレーションとディストリビューション絡みの考え方
  • 4 トレンドが変わるときに起きること
    • 4.1 バイイングクライマックス
    • 4.2 セリングクライマックス

腰の据わった買い

腰の据わった買いとは、主に勝ち組大口トレーダー達の買いのことです。
腰の据わった買いは、めったなことで自分を最悪の立場、つまり罠にかかって身動きが取れない立場に追い込むようなことはしません。
突発的な値動きで振るい落とされることもなく、トラップにかかって高値で買ったり、安値で空売りするようなことはほとんどありません。

なぜでしょうか?
彼らは自分が正しい方向についていることを分かっているからです。自分が相場をコントロールしている勢力の一つなのですから当然です。
彼らの資金はとてつもなく大きく、相場を短時間ならコントロールすることができるレベルです。

大口トレーダーといっても、いくつかの勢力があるはずなので、いつも勝てるわけではありません。
しかし一般投資家のように株を塩づけにしたりすることもなく、無駄なナンピンをすることもありません。なぜなら、彼らが間違えた時は、間違えたことが明確に分かるからです。

負け組みトレーダー

負け組みトレーダーとは多くの一般投資家、一般のデイトレーダーのことです。
多くの場合資金は十分でなく、ロスカットへの準備も覚悟もできていません。
ですから資金が急激に減ってしまう状況では感情的な意思決定をしてしまいがちです。

下手なトレーダーは感情的なので大口の罠にまんまとハマってしまいます。
相場が自分のポジションに逆行すると、ロスカットできずに身動きがとれなくなってしまうのです。
そして価格が戻ってきてくれることを祈り、戻ってきてくれた時には同値撤退します。

負け組みトレーダーは簡単に罠にはまって高値で買い、安値で売ってしまいます。
そして簡単にふるい落としにあってしまいます。

なぜなら、負け組みトレーダーは、その時点で自分が正しい方向についているということに全く自信が持てないからです。
十分な根拠のない売買をしているからといっても良いですね。

アキュミレーションとディストリビューション絡みの考え方

トレードをするなら常に念頭に置いておかなければならないのは次のようなことです。

  • 上昇トレンドが始まる前には、腰の据わった大口の買いが負け組みトレーダーから株を買い集める(アキュミレーション)
  • 下降トレンドが始まる前には、腰の据わった大口の買いが負け組みトレーダーに株を売りつける(ディストリビューション)

そしてそれをもう少し突き詰めると…

本格的な上昇トレンドが始まるのは、かなりの出来高の株が、負け組みトレーダーの手から大口トレーダーの手に移った時ということです。もちろん、負け組みトレーダーが大損して。

逆に、本格的な下降トレンドが始まるのは、かなりの出来高の株が、大口トレーダーの手から負け組みトレーダーの手に移った時ということです。もちろん、勝ち組トレーダーが大きな利益をあげて。

トレンドが変わるときに起きること

相場のトレンドが上昇トレンドから下降トレンドに、もしくは下降トレンドから上昇トレンドに移り変わるときには、必ずと言っても良いほど次のようなことが起こります。

バイイングクライマックス

需給の不均衡が発生し、上昇トレンドが下降トレンドに移り変わります。
極端に大きな出来高を伴い、狭い値幅のローソク足で、直近の高値を更新したら、それはバイイングクライマックスである可能性が高いと言えます。

バイイングクライマックスが起こるには、一般トレーダーや負けても給料をもらえるファンドマネージャーなどから大量の買い注文が入ってくる必要があります。
この常軌を逸した高値での大量の買い注文を吸収する形で勝ち組の大口トレーダーは買いポジションを利食いします。
大口が徹底的に買い注文を吸収するので、大きな出来高で買われているのに、それ以上株価が上がらなくなるのです。

ただし、この兆候をみてすぐに空売りすべきというわけではありません。背景状況が「バイイングクライマックスが始まった」という状態になるということです。

セリングクライマックス

需給の不均衡が発生し、下降トレンドから上昇トレンドに移り変わります。
セリングクライマックスはバイイングクライマックスの真逆です。

極端に大きな出来高を伴い、狭い値幅のローソク足で、直近の安値を更新したら、それはセリングクライマックスである可能性が高いといえます。

セリングクライマックスが起こるには、一般トレーダーや負けても給料をもらえるファンドマネージャー(負け組みトレーダー)から大量の売り注文が出る必要があります。
勝ち組の大口トレーダーたちはその売り注文を吸収する形で大きな買いポジションを作ります。
セリングクライマックスの状況においてのみ、彼らは自分の買い注文で価格を上げてしまうことなく好きなだけ買いポジションを作ることができるのです。

ただし、この兆候を見たらすぐに買うべきだというわけではありません。背景状況が「セリングクライマックスが始まった」という状態になるということです。

これらの原則は一般的なトレーダーの自然な考え方に反するかと思います。
実は相場の真の強さは陰線に現れ、相場の真の弱さは陽線に現れるからです。
この原則を理解すれば、今まで負け組だった一般トレーダーも、勝ち組の大口トレーダーと同じような考え方ができるようになります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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Filed Under: 出来高 Tagged With: セリングクライマックス, バイイングクライマックス, 出来高, 腰の据わった買い

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専業投資家。トレード対象はFXと株。スタイルはややゆったり目のスイングトレード。現在トレードのセミオートマ化に取り組んでいます。相場環境の認識と方向性の決定は人間が行い、エントリーシグナルを待つチャート監視にはシステムにさせるのが理想と考えます。
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