• Skip to primary navigation
  • Skip to content

プロになるためのデイトレード&スキャル入門

サンチャゴが株&日経225先物のデイトレードについて分かりやすく解説

  • TOP(もくじ)
  • サービス
    • VCA1.0
    • 本質のチャートトレード
  • トレード手法
    • 歩み値の読解と板読み
    • 同一気配約定情報マスター講座
    • 価格帯別出来高デイトレ講座
    • ライン引き方
    • 逆張りのコツ
    • 銘柄選び
    • 相場観
    • 相場心理
    • エグジット戦略
    • 資金管理
    • FX
    • トレードツール
  • 初心者
  • 証券会社
  • サンチャゴ書店
  • 用語集
You are here: Home / トレード手法 / 買いと売りの流動性

買いと売りの流動性

By サンチャゴ 1 Comment | 更新日

流動性(指値注文)についてもう少し補足で説明しておきます。

しつこいようですが、このあたりをしっかり理解しておくことは、株や日経225先物の板読みスキャルピングやデイトレードをやるうえで重要なことなのです。

目次

  • 1 流動性
  • 2 厚い板の価格がサポートライン/レジスタンスライン
  • 3 バックミラーをちゃんと見てトレードする

流動性

板の画像を見てください。

板(流動性の説明)

1259が今の価格です。

1259を境界にして売り板(売りの流動性)と買い板(買いの流動性)が入っています。
(場が閉じた後なので1259には指値が入っていません)

これらが流動性です。

この流動性が、価格をあっちこっちに飛ばないように支えています。

1260を落とさない限り1261は約定しません。
1258を落とさない限り1257は約定しません。

流動性は値動きを止める役割を果たしているのです。

ここでしっかり理解しておきたいのは、

  • 今の価格よりも下に売り指値(売りの流動性)は存在しない
  • また、今の価格よりも上に買い指値(買いの流動性)は存在しない

ということです。

価格が上げるということは、買いの流動性がまだ存在しないエリアに入っていくということです。

次にこの画像を見てください。

流動性2

ここでもう一つ理解しておいてください。
相対的に価格が低いエリアでは買い板(買いの流動性)が厚くなり、価格が高いエリアでは売り板(売りの流動性)が厚くなる傾向があります。
(いつもそうとは限りません。先程の板画像も全然違いますね)

この2つのことを考慮すると何が言えるでしょう。

価格が上がれば、

  • 買の流動性がまだ存在しないエリアに突入する
  • 売り板の厚い(売りの流動性が多い)エリアに突有する

ということです。

ということは、流動性的に言えば、価格が上がれば上がるほど、買い手に不利な状況になるということが言えます。

あくまで、「流動性的に言えば」ですよ。

ですから、上げ続けるには、パックマンがかなり頑張ってパクパクしてくれないといけません。
成り行き買い注文がガンガン出続けないといけないのです。

パックマンがちょっと疲れてパクパクするペースが落ちた時、買いの流動性がついてきていなければプルバックが起きます。

成り行き買い注文の勢いが落ちたことと、買いの流動性が足りないことに因果するプルバックです。

その時に成り行き売り注文に目立った勢いが無ければ、前の記事で解説したとおり、それは買ってよいプルバックと見ることができるのです。

厚い板の価格がサポートライン/レジスタンスライン

場が始まる前にサポートラインとレジスタンスラインを引いていると思います。

レジスタンスラインに近付いてきた時、自分が思っていた価格の板が薄く、違う価格の板が厚くなっているなら、板が厚くなっている価格の方がレジスタンスラインです。

予想とはちょっとずれていたということです。

板が厚くなっているということは、多くの人がその価格を意識しているということです。

バックミラーをちゃんと見てトレードする

初心者のうちはどうしても値動きに対し、前にあるものにばかり意識がいってしまします。

レジスタンスラインやサポートラインに近づいてきた
昨日の高値/安値に近付いてきた

しかし、常に後ろも見てください。
流動性は後ろからちゃんとついてきているか?を意識してください。

このプルバックは流動性に因果するものなのか?

パックマンは後ずさりしているだけなのか?それともクルッと振り向いて逆方向の流動性を本格的に食い始めたのか?

そのあたりが見えるようになると、板読みが楽しくなります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

このブログはプライスアクションのかなり深い内容をお伝えしていますので、一通り読んでいただければ、相当な力がつきます。

ただ記事数がとても多いので、全て読むのは大変かもしれません。

僕のプライスアクション無料メール講座では、僕の株、先物、FXのトレードで使っているプライスアクション手法のエッセンスを分かりやすくかみ砕いて説明し、勝つために必要なことを厳選してお送りします。

サンチャゴのプライスアクション無料メール講座はこちらからどうぞ

Filed Under: トレード手法 Tagged With: スキャルピング, デイトレード, 指値注文, 日経225先物, 板情報, 板読み, 株, 流動性

おすすめの記事

東証の大口約定件数ランキング上位銘柄 【2019年版】時間外取引情報もあり

現在は、大口約定ラインキングに関する情報はTwitterで毎週 … [もっと読む...] about 東証の大口約定件数ランキング上位銘柄 【2019年版】時間外取引情報もあり

東証の大口約定件数ランキング上位銘柄(2019年第19週)

2019年第19週の東証における大口約定ランクTop3の銘柄で … [もっと読む...] about 東証の大口約定件数ランキング上位銘柄(2019年第19週)

東証の大口約定件数ランキング上位銘柄(2019年第17週)

2019年第17週の東証における大口約定ランクTop3の銘柄で … [もっと読む...] about 東証の大口約定件数ランキング上位銘柄(2019年第17週)

こんな記事もあります。

  • 東証の大口約定件数ランキング上位銘柄(2019年第16週)
  • トレードステーションの無料利用に条件が設定されます
  • 東証の大口約定件数ランキング上位銘柄(2019年第15週)

専業投資家。トレード対象はFXと株。スタイルはややゆったり目のスイングトレード。現在トレードのセミオートマ化に取り組んでいます。相場環境の認識と方向性の決定は人間が行い、エントリーシグナルを待つチャート監視にはシステムにさせるのが理想と考えます。
AmazonKindleで3冊のベストセラー電子書籍を持つ「プロになるためのデイトレード入門」「日本一即戦力なFX講座」「MT4完全マスターコース」

Reader Interactions

Comments

  1. gr8 says

    at

    サンチャゴさん、おはようございます。
    お忙しいところ、更に解説の記事までアップして頂きありがとうございます。大変良く分かりました。
    当然ながら、なかなかパッと見てすぐ分かるような簡単な事ではありませんね(汗)

    同一気配値約定のスプレッドグラフを見ていると、売りまたは買い気配だけが食われて行って逆の板が付いて行かずペナント型のようになることがあって、そんな時はどっちに走るんだろう等と見ておりました。
    ↑この記事も踏まえて、また今日も観察してみたいと思います。

    Reply

Leave a Reply Cancel reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

Copyright © 2019 プロになるためのデイトレード&スキャル入門 | 免責事項