テクニックの向こうにあるもの トレードメンタル【10】 感情を無視しない

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根拠のない感情や恐怖でエントリーを躊躇してはいけない。

と書いてきたが、そこに少し補足説明をしたい。

感情的にならない

感情を無視する

この2つは別物だ。

ゾーンなどの損場心理学の本や、そのような内容のブログをサラッと読んで分かった気になってはいけない。

私も最初の頃、ゾーンを読んでトレードメンタルを理解した気になって痛い目にあった。

優位性を見つけ、あとは感情を無視してひたすら機械のようにトレードすれば勝てる

といった考え方はとても危険だし、

そもそも人間にはそんなことは不可能だ。

そういうことを言う人は

まともにトレードなんかしたことがないのだろう。

真に受けてはいけない。

結論から言うと、私が思うに、

人間というものは、結局最後は感情に逆らうことはできない。

だから、自分自身の感情に耳を傾け、理解し、許容範囲を知り、仲よくすることが必要不可欠だ。

感情は無視されればされるほど、爆発したときの恐ろしさを増すのだから。

我慢して言いたいことを言わない人がキレると何をするかわからないのと同じことだ

え?そうなの?
感情を無視してシステムに従ったら勝てるんじゃないの!?

と思った方はこの記事をじっくり読んで、もう一歩先に進んでほしい。

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なにをするにも感情が必要

青い物を見て青いと分かるのは青というものに対して何らかの感情があるからだ。
青い海を見て感動したり、青空を見上げてほのぼのしたりしたことがあるからだ。

上昇トレンドの始まりだと分かるのは、
始まったばかりの上昇トレンドに対して何らかの感情があるからだ。

上昇トレンドの始まり付近で空売りして悔しくてキーボードを叩き壊したり、
うまくトレンドに乗って大儲けして友達に晩飯をおごったりしたからだ。

感情を押し殺し、常にマシンになろうとして無理してる人は相場で起きる1つ1つの現象に対する感情が芽生えにくい。

だから微妙な相場観がなかなか身につかない。

なにかがおかしいと気づくのは感情だ

2013年の5月23日の大暴落は記憶に新しい。
この日、理由がなんだかは分からないが、何かおかしいと感じ、買いポジションを売り抜けていた人もいただろう。
感情などお構いなし、システムが売りシグナルを出すまでは絶対に売らないというタイプの人はおおきく利益を減らしただろう。

なんでかわからないけど何かおかしい
なんでかわからないけどブレークアウトしそうだ
なんでかわからないけど今、空売りしないといけない
なんでかわからないけど、今日はもうトレードしない方が良い

安定して勝てるトレーダーは、こういった微妙な勘があるものだ。

このような勘は、感情を伴った相場経験をたくさん積むことによってのみ得られるのだと思う。

それじゃ、感情にまかせてエントリーするのがいいのか?

その感情がどんな感情かによる

相場が発している情報から、自分の相場勘が今から上げそうだと言っていて
買いたいという感情を持ったなら、
人がなんと言おうが、テクニカルで売りシグナルが出ていようが、
自分の感情に任せて買うべきだ。

この意見には猛反対する人が多いだろうが、信じてほしい。

相場観に勝るものはない

ではどんな感情がダメなのか?

それを説明するには、感情のフラクタルについて説明する必要がある。

感情はフラクタル

みなさんはフラクタルという言葉を聞いたことがあるだろうか。

全体像を見ても、一部を切り取って顕微鏡で見ても同じ形の繰り返しのもののことだ。

カリフラワーがフラクタルの代表例だ。

カリフラワーの一部分をちぎって顕微鏡で見ると、カリフラワー全体と同じような形に見える。

我々の感情もフラクタル構造をしている。

幼少時~中学生時代ごろまでに形成された芽というか、小さな原型のような感情がある。

そしてそれが何度も何度も同じような形の感情を無数に増殖していく。

3歳までにその人の性格はほぼ決まると言われるのはそのためだ。

人間の精神とはそういうものだ。

トレードにおける感情のフラクタル

さて、トレードに話を戻そう。

私自身も含め、多くの人は幼少時の嫌な体験や、家庭環境や、様々な外的な要因により、
トレードで悪影響を及ぼすようなフラクタルを持っている

いろいろなケースがあるだろうが、私の場合を例に説明しよう。

私の父はとても厳しい人で、私のことを褒めたり、認めたりしてくれなかった。

私のすることなすことすべてに対して批判した。

「お前の判断は間違っている」
「成績が十分じゃない」

そういうことを言われ続けて育った。

その結果

私は父親に認めさせたい

父親を見返してやる

自分の正しさを見せてやる

そういう感情が私のフラクタルとなった。

トレードをするときにそのフラクタルはかなり邪魔になった。

明らかに自分のエントリーが間違えていても、
自分の間違えを認めたくないという感情が普通の人よりも強かったからだ。

エントリーする際も、
自分が間違えるかもしれない ことを恐れて躊躇してしまう。

いちばんよくあったのは、ロスカットが2、3回続いた後、

今度こそ自分の正しさを証明してやる

といった具合に、雑なエントリーをしてしまうことだった。

といっても、いつもそうなのではない。

ものすごく自信があったエントリーが含み損になった時
不運が続いてロスカットが何度も続いた時
にその感情が湧いてくることが多かった。

特に体調の悪い時には顕著に見られた。

そして気づいたのだが、
その感情を感じるとき、幼少のころ父親に厳しく言われていた時の思い出が脳裏によみがえっていることだった。

この話を聞くと、私がメンタル的に病んでいる特別な人間だからなのではないか?と思うかもしれないが、そうではない。

私は普段父親に対してなんのわだかまりもないし、仲も良い。

普段はそのような感情は一切抱かない。

幼少時のネガティブなフラクタルは、
おおきな資金を賭けたトレードでロスカットが続くなどの極限状態で現れるのだろう。

解決策

フラクタルそのものを作り変えられたらいいのだろうが、

それは不可能だ。

できることはただ一つ

そのフラクタルな感情が起きた時、

「あ、これはフラクタルだ」

と気づくこと

その感情に気づくことができれば

トレードを止めて休憩する

この感情は相場勘とは無関係だと自分に言い聞かせ、自分を納得させた上でトレードを続ける

という2つの選択をすることができる。

そしてこのことが、先程の

どんな感情が良くて、どんな感情がダメなのか?

の答えになる。

相場勘に因果する感情には従うべき

幼少時のフラクタルに因果する感情に任せて行動してはダメ

トレード中は常に自分に問いかけてほしい

この感情は相場観なのか?それとも幼少時のフラクタルなのか?


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