歩み値を読むための 6つの要素 【1】 歩み値のスピード

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歩み値を読むといっても、何をどう読んでよいのか分からなければ、
ただ数字が流れているだけに見えるだろう。

歩み値を効果的に読むには、歩み値にどのような要素があるのかを知る必要がある。

歩み値を読むための 6つの要素 では1つ1つの要素を詳しく説明していく。

これら6つの要素を意識することにより

どんな観点で歩み値を見ればよいのかが分かるようになる。

さらに

ここで反転しそうか?
このラインをブレークアウトしそうか?

このようなトレーダーにとって最も重要な判断を自分なりにできるようになる。

どの要素も重要で、優先準があるわけではない。

6つもあったら意識できないという人もいるだろうが、問題ない。

このうちの1つか2つの要素を意識して自分のトレードに取り入れれば、
それだけでも十分効果的だ。

それでは 歩み値のスピード から解説していくことにしよう。

歩み値のスピード

1つめは歩み値のスピードだ。
歩み値に次の行が表示されるペースのことだ。

多くのトレーダーが注目しているラインに価格が絡むとき、

歩み値にある種のラッシュが起きる。

それは通常チャートやテクニカルには現れない。

ラインやレンジの端では大口がストップ狩りをやってくる。
ストップ狩りの意図がないとしても、近くに重要なラインがあるのなら、
一応そのラインを抜けさせて何が起きるか確かめてみるという性質が相場にはある。

もし意識しているラインまで価格が来たのに歩み値のスピードが遅く、
落ち着いて詳細な数字を読めるようだったら、
それはリバーサルじゃない場合が多い。

そういう場合は、その価格帯でうだうだとした小幅なレンジになるか、
逆張りも順張りもやりにくいような感じの、価格がゆっくりと進んでいく相場になる可能性大だ。
いずれにしても、エントリーしたくない状況だ。

私がラインで逆張りするときに見たいのは、

歩み値の急激なスピードアップだ。

ん?どうなったの?と思うぐらいに一気に歩み値のペースがスピードアップすると、そこでは何かが確実に起きている。

そういった歩み値のスピードアップにはトレーダー達の激しい感情が込められている。

そして

スピードアップした歩み値がピタッと止まったらチャンスだ。

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歩み値のスピード と ピットオーディオ の関係

皆さんはピットオーディオをご存じだろうか。

ピットオーディオとは、ピット(先物の立会場)の音声をリアルタイムで配信するサービスだ。

アメリカでは取引の電子化が進んだ今も
S&P500先物などはピットでの取引が、細々とだが、行われていて
ピットの音声を配信するピットオーディオのようなサービスが存在する。

ピットの天井かどこかにマイクが取り付けられていて、立会場の音声を拾っている。
そして、ピットを見渡せる位置にコメンテーターが座っていて、最良買指値、最良売指値を読み上げる。

さらに、彼はピットトレーダーの身振りやサインを読んでコメントしたり、
喧嘩が始まったとかなんとかを逐一コメントする。

ピットオーディオにはコメンテーターのコメント入りバージョンと、
コメント抜き、ピットの音声だけのバージョンがある。

この動画のバックグラウンドに聞こえているのはコメントありバージョンのピットオーディオだ。

フロアトトレーダー(ピットでトレードするトレーダー)から電子取引のデイトレーダーに転向した人で、このサービスを利用して成功しているトレーダーは、
例外なくコメント抜きのピットオーディオを聞いてトレードするそうだ。

彼らはピットのざわざわとした雑音を理解することができる。

コメンテーターのコメントが邪魔になるのだろう。

彼らはポジションを持つと、ピットオーディオを聞いて

トレーダーが叫んだり口論するような騒がしい音声を待つ

なぜならそういう騒がしい雑音が聞こえたら、ピットトレーダー達がエグジットしようとしているからだ。

このことは直接的に歩み値の読み方と相互関係がある

先程の動画の4:56あたりからのピットオーディオの音声と、歩み値のスピードに注目してほしい。

レジスタンスラインに近づいていくところで、

音声が騒がしくなるのと、
歩み値がスピードアップするのが同じようなタイミングで起きている

のがわかるだろう。

残念ながらこの動画では音声が途切れているところがあったり、
最終的に反転したのかどうかは分からないが、
ピットの音声が騒がしくなるのをシグナルにしてトレードしているプロがいるということを知っておくとよいだろう。

歩み値のスピードアップは何を意味するのか?

歩み値の 爆発的なスピードアップ や、
ピットオーディオで聞こえる 騒がしい音 は

2つのうちのどちらかの前兆を意味する。

何かが終わろうとしている(リバーサル)
何かが始まろうとしている(ブレークアウト)

経験豊かなピットトレーダーはそれをピットオーディをから読み取り、
電子取引の経験が豊富なデイトレーダーは歩み値からそれを読み取る。

背景状況を把握できていたら、それがリバーサルの前兆なのか、ブレークアウトの前兆なのかはある程度分かる。

基本的に、

しばらくトレンドが続いたあとの騒ぎならリバーサルの前兆
しばらくうだうだとした動きが続いた後の騒ぎはブレークアウトの前兆

である可能性が高い。

ピットオーディオを使うにしても、歩み値を使うにしても、大切なことは同じ。

騒ぎが起きるのを待ち、何かが始まろうとしているのか、何かが終わろうとしているのかを見分ける

ということだ。

「スピードアップ」や「騒ぎ」の基準は取引する銘柄にもよるし、相場環境にもよっても違うが、
毎日相場を注意深く観察していればわかるようになる。

それなら、ある程度相場が一方向に動いた後で騒がしい歩み値のスピードアップを見たなら
いつでもリバーサルだと思えばいいのか?そんなに単純なのか?

確率論で考えるなら、その可能性が高いということだ。
また、そこまで逆張りエントリーで相場を引きつけられたなら成功率は格段に上がっているだろう

だが、歩み値の威力はそれだけではない。

次は歩み値のサイズだ。

歩み値の読み方 6つの要素 スピード おまけ

リバーサルでの判断とは直接関係ないが、歩み値スピードの感触を掴めるようになるといろいろと役に立つことがある。

まず、ニュースリリースの時間を忘れていても、歩み値を見ていて急に早くなったら、
何かあったんだなとわかる。

テレビやラジオよりも早く突発的なニュースが起きたのだと分かることもある。

また、場が始まって最初の10分~20分間歩み値のスピードを見ると、
その日がどんな日になるのかがある程度想像できる。

歩み値が遅ければ小幅な値動きのレンジになるだろうと予測できるし

寄り直後の歩み値のスピードが速く、なかなかおさまらないならば、
トレンドが発生するか、乱高下のレンジになる可能性が高いと予測できる。

もちろん、遅い歩み値で始まっても
急に歩み値がスピードアップして大きな値動きになることもあるが、
毎日見ていてフィーリングがつかめている相場なら正解率は高い。

私の場合は、歩み値のスピードがあまりに遅いと感じる場合は
その日のトレードを中止することもある。

そういう日は、あまり私の好みではないからだ。
そのように、早い時点でその日の雰囲気を感じられることは、歩み値を読めるトレーダーの強みの一つだ。

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