歩み値を読むための 6つの要素 【3】 歩み値の支配権

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歩み値を読むうえで私自身が一番重視しているのは

歩み値の支配権

歩み値の支配権?なんのこっちゃ?
と思ったことだろう。

サッカーの試合でボールの支配権と似ている。
サッカーではボールを長い時間キープすればボール支配率が上がり、
ボールの支配権を握っていることになる。
そして、ボールの支配権を握っているチームは試合を優位に進めていて、勝つことが多い。

football

相場の歩み値でも同じことが言える。
相場における歩み値の支配権とは、

大口の買いと大口の売りの比率のこと

より支配率の高い方が相場の支配権を握っていると考える。

例えば、大口の買いが4行出る間に、大口の売りが1行しか出ないなら、

今は4対1で買いが支配権を握っている

と考える。

歩み値に大口の買いと大口の売りが同じぐらい出てくる場合、
相場は均衡していて、あまり分かりやすいチャンスは生まれない。

一方、価格が瞬間的にでも一方向に動いていて、

売りか買い、どちらかが一方的に歩み値を支配しているときにチャンスが生まれる

詳しく説明しよう。

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歩み値の支配権

サポートラインで買いを狙っている場合の例をあげて説明しよう。

歩み値は一方的に売りに支配され、価格も下げている。

そして、あらかじめ引いてあったサポートラインまで下げてきた。

サポートラインで歩み値に起こり得ることは、
いろんなことが起こり得るが、
説明のために、ざっくりと3通りに分けてみる。

  1. 売りが支配権を維持する
  2. 売りと買いの支配権が拮抗する
  3. 売りが急激に支配権を失い、買いが急激に支配権を奪う

売りが支配権を維持する

売りが支配権を維持する場合は、
もちろん逆張り買いエントリーをいったん見送る。

下げてくる過程で4対1で売り優勢だったのが
サポートラインまで下げて来ても同じように4対1で売り優勢なら、
そのサポートラインで止まりそうだという根拠は歩み値には見られない。
一旦エントリーを見送り、
ラインをブレークした後に何を起きるかを見てから判断するのが賢明だ。

売りと買いの支配権が拮抗する

売り買いの支配権が拮抗するケースもエントリーはいったん見送る方が良い。
まだどちらが勝つかは全く予測できないからだ。

私の場合、大きな買いが入ってきても、大きな売りが出続ける間は
逆張り買いはしたくないと考えている。
(サポートラインでの逆張り買いの場合)

状態に変化が起きていることは確かなのでアグレッシブに攻めるなら買うのもアリだ。

ただし、追いかけるようにエントリーするのはタブー。
支配権が拮抗しているのだから、追いかけなくとも、また戻ってくる可能性が高い。
出来る限り良い値段でエントリーすることが必須となる。

私の場合、こういうケースでどうしてもエントリーしたいなら、
ロット数を減らしてエントリーする。

売りが急激に支配権を失い、買いが急激に支配権を奪う

私が逆張りするときに見たいのは3のめケース

ライン付近で支配権の急激なトランジションがおきるケースだ

ブレークアウト(空売り)を試みた連中が一斉にロスカットし始める瞬間に買いたい。

ケース2との見分け方が難しいが、たくさん歩み値を見て慣れるしかない。
ケース3の特徴は、完全にどちらかが支配している状態から、一気に支配権がもう一方に移ることだ。
どっちつかずではないのだ。

価格が先に反転し、かなり動いてから、歩み値に大口の買いが入ってくる場合がある。
その場合はプルバックを待ってからエントリーする方が良い。
価格が不利になるのはもちろん、
かなり遅れて出てくる大口の買いというのは、
自分とは全く違う時間軸でトレードしていたり、
ペアトレードの買いだったりする可能性が高いのではないかと私は思っていて、
そのあとのフォローが付くかどうか自信が持てないからだ。

特に、朝から何度も、
大口の買いが入ったところがスイングの高値になる
大口の売りが入ったところがスイングの安値になる
そんな日は注意が必要だ。

注文の準備をしてひたすら歩み値を読む

サポートラインで買いを狙っている場合、
私は買い注文を準備し
サポートライン上での歩み値をひたすら読む。

「まだ、まだ、まだ、まだ」

そして大口フィルター付きの歩み値で支配権のトランジションが起きた瞬間

「よっしゃ、今や!」

迷わずエントリーする。

この時、ピッタリライン上で止まるよりも、

ラインを数ティック抜けたところで
支配権のトランジションが起きるのがベストだ

たくさんのブレークアウトトレーダーを巻き込んでいるからだ。

このような読みができないトレーダーは
安易にラインに指値を入れてぶち抜かれることが多くなるだろう。

ぶち抜かれてロスカットになったところがベストなエントリーポイントだったりする。

それはたまたまじゃない、相場の仕様、それがデフォルトだ。

それでも大筋の相場観がよければトータルでプラスになるだろうが、
無駄な負けトレードを節約できるのは大歓迎なはずだ。

相場観のまだ無い初級トレーダーでも、
歩み値で「今じゃない」ことが読めて
いくらかの負けトレードをスキップできるなら
期待値をなんとかプラスに持っていくこともできるだろう。

歩み値の支配権 まとめ

  • 理論的に反転しそうなラインであること
  • 歩み値で支配権の急激なトランジションが起きたこと

この2つの事実が重なれば、かなり優位性のあるエントリーだ。

さらに、この時点ではチャートの絵的にはまだ買シグナルが出ていないことがほとんどだ。

つまり、ローソク足のパターンや、テクニカルの反転シグナルが点灯するよりも早く、
有利な価格で根拠のあるエントリーができる。

エントリーが早い分、ロスカット幅も狭くできるのでリスクレワード的にも素晴らしいトレードになる

これこそ歩み値の旨みだ。

もちろん、サッカーと同じで、支配権がどうであれ、
一発大逆転はどんなときにもあり得る。
確率論で考えることを忘れてはならない。

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