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価格帯別出来高デイトレード講座【7】まずは出来高の芯ができる

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価格帯別出来高デイトレード講座の第7回です。
株や日経225先物のデイトレやスキャルピングに役立つ価格帯別出来高。
その一歩進んだ読み方を解説しています。
第1回はこちら
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ところでみなさんは価格帯別出来高を使っていますか?

 

まずは芯ができる

「出来高の多い価格帯」というと、銘柄にもよりますが、私の場合は最低でも5ティック程度の価格帯を想定しています。
この出来高の多い価格帯ができる過程で、たいていの場合、まず最初に1~2ティック程度の出来高の芯みたいなものができます。
価格帯までいかないけど、異様に出来高の多い価格です。
この「芯」の周辺の値動きを読んでその後の展開を予測します。

芯2
下降トレンドでしばらく下げた後、1447、1446で吸収が起き、大きな出来高ができました。
1~2ティック程度で出来高が異常に大きなヒストグラムができています。
私はこれを芯と呼んでいます。

ここで3つの可能性を考慮します。

  1. 下降トレンドが継続する
  2. ここを中心(芯)としてレンジ(出来高の多い価格帯)を形成する
  3. 反転(リバーサル)する

3つのうちのどの展開になるのか、「芯」の周辺の値動きを読んで予測します。

芯から下に十分下げた場合

十分下げた場合

このように、1447、1446の芯から下に少なくとも5、6ティック下げたなら、芯を天井として下落トレンドが継続すると考え、1445あたりでショートを狙います。
なぜそう考えるかというと、芯の位置でショートしたトレーダーとロングしたトレーダーの心理を考えれば分かります。
少なくとも5、6ティック下げたなら、ショートしたデイトレーダーやスキャルパーはポジションの一部を利食いできているでしょうから、含み損を抱えているロングよりも心理的に優位に立っています。
その辺のところは、プルバックはどこで止まりそう?を参照ください。

芯から下に下げない場合

芯から下に下げない場合はレンジを予想

一方、1~3ティック程度しか下げずに芯の位置に戻ってきた場合には芯を中心としてレンジが形成されるか、リバーサルが起きるだろうと予測します。
ただし、ここがよっぽど重要なサポートラインでもない限り、リバーサルは最後の選択肢です。

この場合の立ち振る舞いとしては、焦ってエントリーしないことが重要です。
芯を中心としてレンジ(出来高の多い価格帯)が形成されるのを待ってからエントリーを狙います。

いったんレンジの上端と下端が分かれば、以下のような戦略でエントリーできます。

レンジの両端で逆張りスキャルピング

スキャルパーはこの戦略を良く使います。
レンジが形成されたらレンジの上端でショート、下端でロング、基本です。

バイアスが下降トレンド継続の場合

注文分析や相場観が下降トレンドの継続を示しているなら次のような戦略でアプローチします。

  • レンジの上限でショートを狙う(レンジの下限ではロングしない)
  • レンジを下に抜ける瞬間をまってブレークアウトエントリーを狙う

ブレークアウトを狙う場合のコツとしては...

  • レンジの上限、下限を行ったり来たりしていたのが、レンジの真ん中から上に上げれなくなった
  • レンジの上限から下限に向かって、出来高を伴って鋭く下げた

そんな場合はブレークアウトの前兆です。

一方、ブレークアウトが失敗に終わる兆候としては、

  • レンジの真ん中と下限の間を何度も往復しているのになかなかブレークアウトできない
  • レンジの下限で3分程度以上停滞している

そういう場合はブレークアウトできない場合が多くなります。
ブレークアウトを狙って積極的にショートしたトレーダーのストレスが溜まってしまうので、それを見た大口が吊り上げを狙ってくるのです。

レンジの上限でショートした場合、レンジの下限でポジションの一部を利食っておくのは良いエグジット戦略です。常にリスクを減らすことを考えましょう。
レンジの上限でショートエントリー → レンジの下限でポジションの半分を利食い → レンジの上限で再エントリー → レンジの下限で半分を利食い
をれを何度か繰り返しているうちにレンジの下限をブレークアウトしてくれるという美味しい動きになるのが理想の形です。

バイアスがリバーサル(反転)の場合

そこが主要なサポートエリアであり、且つ、相場観として反転を予感しているならロングを狙います。

  • レンジの下限で逆張りする
  • レンジを上に抜ける瞬間にブレークアウトを狙う
  • レンジを上にブレークするのを見過ごし、その後レンジの上端に戻ってきたところを逆張りする

のいずれかの戦略でアプローチします。

何をするにしても大切なこと

上記のうちどんな戦略でエントリーするにしても、
最悪のエントリーは、出来高の多い価格帯の真ん中でエントリーすることです。

出来高の多い価格帯が形成されているということは、ロングもショートもその価格帯を気に入っているのです。

ですから、たいていの場合上下に動きますので、真ん中でエントリーしたトレーダーは無駄なロスカットを余儀なくされます。

出来高の多い価格帯が形成されたら、エントリーは必ず端っこでと覚えておいてください。

もう一つ常に意識しておいていただきたいのは、繰り返しになりますが、
トレンドが出ているなら、リバーサル(反転)は最後の選択肢だということです。

まとめ

トレンドが出ている状況で出来高の多い価格、出来高の芯ができたら、その後の展開は3つのうちの一つと考える。

  1. 下降トレンドが継続する
  2. その価格を中心(芯)としてレンジ(出来高の多い価格帯)を形成する
  3. 反転(リバーサル)する

出来高の芯を起点としてトレンドが継続するか、芯を中心としてレンジを形成することが多い。
トレンドが出ているなら、反転は最後の選択肢と心得る。

出来高の芯の価格からどれだけ値が動いたかによってその後の展開を予測する。

  • 芯の位置でエントリーしたトレーダーが利食いできる程度に動いたなら、芯を起点にしてトレンドが継続する可能性が高い
  • 利食いできるほど動かなかった場合は、芯を中心としてレンジになるか反転するかのどちらかの可能性が高い

出来高の多い価格帯(レンジ)が形成され、レンジの両端の位置が分かったら

  • レンジの上下で逆張りを狙う
  • トレンドの方向にだけエントリーを狙う
  • そこがサポート/レジスタンスエリアであり、注文分析で反転しそうだと思うなら、リバーサルエントリーを狙う

のいずれかの戦略でアプローチする。

何をするにしても、出来高の多い価格帯の真ん中でのエントリーは避ける。
常にレンジの両端でエントリーするように心がける。

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価格帯別出来高デイトレード講座 もくじ


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